何だかいいお話

 本日、心温まるお話を耳にしました。
テレビ番組の「世界に通用する日本人(?だったかな?)」の番組で
無農薬のリンゴ栽培を8年間かかって達成させた方のお話だそうです。
ご夫婦でリンゴ農園を運営していたのですが
奥様が農薬でご病気に。
それで、旦那様は無農薬の栽培に8年間取り組んだとのお話です。
その間、幾度の失敗を重ね、家計は火の車。
子供たちは病院にも歯医者にも行けず、息子さんは前歯が無いようです。
それでも、御子さん方は父を支え、色々な仕事をかけもちして
家計を助けていたようです。
そして、遂に、行き詰ったお父様は
「もう、農薬を使おう」と子供達に相談しました。
すると
「今まで、貧乏してきたけど、ここでやめたら、何のための貧乏だったのか。
 夢をかなえようよ。諦めないで」
と子供たち。
それで、お父様は再度頑張りましたが、上手くいかず、遂に自殺を覚悟で山奥へ。
そこで目にしたのは、農薬もないのに、すくすく育つ「ドングリの木」
お父様は気がつきました。
「土が違う」のだと。
そして、成功させたのです。無農薬のリンゴを。
何だか、涙をそそるお話です。
「諦めないこと」とても大切です。
だけど、それ以上に、それを支えたお子さん方、奥様。
とても感動しました。
長い人生、迷惑をかける事も心配をかける事もあるでしょう。
けれども、それを「迷惑」だと思わない人たちが周りに居た事。
背中を押してくれた方々が傍に居た事。
それが、きっと勝因だった様な気がしてなりません。
諦めないという事以上に。
一人では何もできない。
だから、甘えながら、支え合いながら・・・
私にも少なからず、そんな大切な人たちがいます。
ちゃんとに立とう。そして、まっすぐ歩こう。
そんな事を改めて胸に思いました。

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