3連休前。思うことは連なり連なり・・・。
水曜日、染めの橋本先生と歌舞伎を見に参りました。
想像以上に楽しくてびっくりました。
歌舞伎後には二人でのんびりお茶タイム。
多くの事を教えて下さる橋本師匠です。
時間の使い方。私はとても気にします。
「タイム イズ マネー」これが私の時間の考え方です。
時間をお金に換えるか、または時間をお金以上の価値に変える過ごし方をするかです。
後者はいわゆる自分への投資というべきでしょうか。
だから、お金以上の価値を与えてくれる気がする方々と時間を共有したいといつも願います。
または、その時間内に何かを得る努力をすること。
そして、そこで得た物はは決してお金では変えない価値があります。
橋本さんはそんな時間を確実に与えて下さる素敵な師匠です。
どちらかというと、お金よりも、形ない価値を求める事にはどん欲な私です。
本当に周りに感謝します。
木曜日。ある方の還暦のお祝いの席に参りました。
本当に感動しました。
やっぱり、本当の意味での財産は「人の心」だなぁと感じました。
そして、この財産は決してお金で買える物ではありません。
だからこそ、価値があり、そこに人生の醍醐味が在るような気がしました。
人生に1度の還暦のお祝いに参加できたことを心より感謝した1日でした。
金曜日。
本日は時間の合間にWWDを読破。
ファッションビジネスニュースを一揆に読み干して、はぁ~とため息です。
「お金以上の価値」といっておきながら、なんですが・・・。
ビジネスの世界では「顧客満足=売上」です。
そして「売上」は「継続」するにあたり、絶対的に必要なものです。
衣料品の売り上げが減少し、百貨店が潰れ、今やファッション業界は戦後最大の不況です。
こんな状況の中、思うことは
「本物しか生き残れない」
「ラグジュアリーファッション」か「価格破壊のファッション」
この2パターンしかない気がします。
いづれの世界でも「本物」しか生き残れない。
単純に「ユニクロ」はすごい戦略をしています。
低価格なのに高品質。独自の素材開発に有名デザイナーの起用。
880円ジーンズをイオンが出して、今やドンキホーテイが680円ジーンズを出しました。
それでも太刀打ちできないでしょう。
なぜなら、素材、縫製力がないからです。
「ユニクロ」は間違いなく「本物」なのだと思います。
「ラグジュアリーファッション」は今や行き場をなくしている気がします。
それでも生き残る手段は1つだけ。
「本物」である事です。
最高の素材、縫製、パターン。どれをとっても一流で在ること。
消費者の目は鋭くなっています。
結果、この不況において明確になる事は
「本物か本物でないか」
「はぁ~」とため息をついてしまったのは、自分の既成服がそのいづれにも属していない気がしたからです。
けれども、やるしかない。突破口を開くしかないのですね。
あるデザイナーは言っていました。
どんな時も自分を信じ突き進む精神力だと。
本日、バイヤーさんに作品を持っていき、高評価を頂きました。
「最近みた作品の中で、圧倒的に素晴らしいです」と。
大変有難いお言葉でした。
SHOPにおいていただくかは、来週いっぱい一考しようと思います。
ターゲット層や客単価に相違があると思い・・・・悩みます。
若手デザイナーなのに、こだわりだけは一著前な摩耶です。
あーかたい日記。
3連休。落ち着きながら仕事に励みます!