ゴッホ展@新国立美術館

 本日、念願のゴッホ展に行ってきました。
注目の展覧会なので入場規制を覚悟でしたが
以外にもスムーズに入れました。
やや混んでいましたが、見れない程ではありません。
想像以上に感動的な展覧会でした。
なんと、感動して泣いてしまいました。
「ゴッホ」と聞くと、
自ら耳を切ったり、最後は自殺したり・・とイカレタ画家と思ってる方もいるかもしれませんが。。
作品から伝わるのは
繊細さ、穏やかさ、生命力に情熱。
とにかく嫉妬する程、純粋な人だったのだろうと想像しました。
27歳から37歳までの10年間。
自分の欲望に正直に生きた人生だったと思います。
いきなり、話はズレマスが。。。
自らの耳を切って、病院に隔離された以降の作品を見てた時
隣にいたおば様集団が
「あ~ここから頭がおかしくなったのね」と話しているのが聞こえました。
悪意がないのは百も承知ですが。。
私は嫌いな表現です。
「頭がおかしくなった」
私は時々、知的障害の子供達の施設に行きます。
大抵どこも駅から遠く、迷子になってしまう場所にあります。
人に道を尋ねる事も多いです。
ある日、道を教えて下さったおば様の答えは
「あ~あの頭の可笑しな子達がいる施設ね~・・・・」
悪気がないのは分かります。
けれども、この様な表現は嫌いです。
もっと良く見てほしいと願ってしまいます。
ゴッホも子供たちも。。。。決して「頭が可笑しい人」ではありません。
立派な恰好をしながら汚職をする人や
平気で嘘をつく人
正義を片手に牙を振るう人の方が・・
よっぽど狂っている。
しっかり見れば
何が真っ当で何が可笑しいは明らかです。
日本には多かれ少なかれ、この様に目に見える部分だけで判断する風潮があると思っています。
ズレマシタね・・
この話は、また別の機会にでも・・・。
ゴッホ展後は表参道~渋谷までトコトコ歩きました。
そこで偶然にも、芸能事務所のマネージャーさんと遭遇。
小一時間ほどお茶をしてしまいました。
とっても素敵なマネージャーさんです。
元、ボクシング選手で世界選手権2位の実力なんですよ。
為になるお話を聞いてしまいました。
感謝感謝です。
何だかラッキーな1日でした。
長くなってしまいましたが。。。
ゴッホ展。
機会がある方は是非♪
農民の日常や自然を多く描いたゴッホ。
絵を覚えた彼の言葉で好きな言葉があります。
「壮大な自然を前にしても、私はもう無力ではない」
ただの愛ではなく。。
素敵な愛です。
だから、私は泣いてしまったのだと思います。
摩耶

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