芸術

 芸術は平民の下にこそ存在しなくてらず
また、その時にこそ、その力を発揮する。
画家のモネも同じような事を言ってた気がする。
そう、私も本当にそう思う。
ファッションもアートも結局、お金持ちの道楽にしか過ぎない。
けれども、存在しなくてはいけない場所はきっと其処ではないのだと思う。
恐らくこれは表現者にとって、大きなジレンマの一つだろうと思う。
今日は私が衣装を制作させて頂いてる演劇集団呼華さんの
老人ホームでの訪問ショーを見てきました。
拝見に伺ったのは今回で2回目。
やっぱりガン泣きです。
なんだろう~自分がやってる事も自分もちっぽけに思える。
其処には生きた笑顔があって、パワーがあって、心からの真実がある。
愛や思いやる心。
何だか世の中をシンプルにした空間です。
私がやりたくてもやれない事をやってる気がして羨ましく思える。
嘘がつけない場所、真実しかない場所。
そこで、発揮できるパワーがあること。
本当に素晴らしいって思います。
こんな現場に私の衣装があることが本当にうれしかった。
それに、すごく救いだった。
芸術も、エンターテーメントも、人を支えるパワーが在る物。
また、そうでなくては本物とは言えない。
日常は、戦う必要のない事に戦っている気がする。
世にあふれる多くの創造物もまた同じ様に感じる事がある。
少なくとも私にとっては。
凄く凄く力をもらった1日でした。
それに、すごく凄く感謝した1日でした。
呼華さんは、全国を回ってるんだけど、
いつか一緒に回るのが私の夢です★

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です