sans titre

 幾千もの幻を見る。
妄想は願望なのだと聞く。
高い高い山は景色は良いが空気が薄くて死にそうだ。
深呼吸をするたびに膨らむ胸に、このまま鳥になって飛べる様な気すらする物だ。
ただただ今は幾千の幻に思いをはせていたい。
そんな事を思ってしまう今日1日。
私が金槌みたいに、もっともっと極太であったらよかった。
あと1本だけタバコを吸ったら、現実に戻ろうと思う。
きっと此処もそんなに悪くない。

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