bleu

 


bleuの生地が届きました。
開けた瞬間にすごく幸せな気分になりました。
bleu
きっと、帰国してからずっと、ずっとブルーを欲してる。
深海のブルー
空の向こうに見えるブルー
深い深い所にあるブルー
そこに光が差し込むのを夢に見ているの
どうしてかな?
それは良く分からないし、此処で話す意味もないかも知れない。
だけど、ずっとずっと頭にあるイメージは深い深い深海の底。
そこできっと誰かは・・・そう私なのかも・・・
一人で蹲って膝を抱えてる。
音のない世界。言葉もない世界。上を見上げてもどこまでも青一色。
叫びたくなる。だって、だれにも話せない気がするから。
とても一人では地上へは上がれない。
だけどね、ある日、光がオーロラの様に降り注ぐの。
そして、その光の帯は階段になって地上へと導いてくれるの。
夢判断か、心理カウンセラーにでも行って、診断してもらうべき?
でも、ここ数年、この夢を幾度となく見る、それから、幾度となく創造するの。
だから、ホームページにも、今回の作品にもブルーは欠かせない色だった。
人は皆、自由であるべきだと思う。
それに、ひとは皆幸せになるるべきだと思う。
けれども、自由とは、与えられた瞬間にその重さを知り、恐怖を伴うものだ。
そして、確実に自分という存在を問いかけられる。
自己の確立なくして自由は得られない・・その様に思う。
それには大いなる勇気と努力と途方もない愛を必要するものだ。
しかし、大いなる勇気を大いなる愛なくして持ち続けるのは難しい。
こんな夜は、キャンドルを大量に燃やして湯船につかるべき?
それとも、ハサミを生地に向けるべき?
選択肢の答えは常に私にある。
危機感と隣り合わせに。
けれども、この危機感が、私にとっては心地よく、たまらなく愛おしい。

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