服飾デザイナー・摩耶の日々のblog

 本日、ナノスクエアプロデュース公演「P’s]の顔合わせでした
http://www.nano-square.com/（ナノスクエアH.P)
http://pis.nano-square.com/（ｐ’ｓ情報）
明日はパンフレット撮影です。
なので、衣装はほとんど終わってます。
気がつけば、先週からほとんど寝ていない状態のわたくしでした（汗）
ぬ～なかなか慌ただしいですね（汗）大変だぁー。
ナノスクエアさんとの仕事は3回目になります。
2度3度とご一緒させて頂けるのは大変有難い事。
人とのお付き合いもそうですが、
1回目より2回目、2回目より3回目。
毎回毎回、お互いの魅力を探していいければ理想だなぁ～と思います。
実力不足の衣装ですが、少しづつでも成長してるって思っていただけるように精進します！
飽きられない様に頑張ります！
ちなみに作・演出は、昨年から摩耶も御世話になっている劇団め組の合馬さま。
過去、たくさんのオファーを受けながらも、外では作品を書かないと決めていた方が
始めて書く外の作品です。（最初で最後らしい？！）
http://www.yogipro.co.jp（め組さんH.P）
ちなみに私は、初見で泣きました。
こんな素敵な台本に出会ったのは正直、初めてです。
本番では泣く摩耶も、まさか台本の段階で泣くとは・・・！
いわゆる、愛をテーマにした戦争物。
必見ではないかと思われる・・・。
衣装は９０％終了しているのですが・・
お客様に愛が届く舞台でありますように♪
さてさて、摩耶はマダマダ慌ただしい日々が続きます（汗）
コツコツと誠心誠意！
一針一針に真心込めましょうーー！
がんばるど＝＝＝！

 日曜日
染めの橋本先生に電話。
もう10年以上のお付き合いになりますが
時々、何かあると電話をします。
いつも開口一番に私が口にする言葉は
「いや・・特に用は無いんですけど・・」
でも、わかるんですよね。さすがにね。
「いや。何もないわけないでしょう。」って。
あまり、人前で泣くことのない私なのですが。。
久しぶりに涙、涙の夜でした。
結局、泣くのも人の手を借りる摩耶です。
橋本先生の厳しく優しい言葉に感謝です。
連休に祖父母のお墓参りにでも行こうかなと思いました。
何かあると、いつも確認したくなるんです。
「まや」という名前。御釈迦様のお母様の名前。
住職だった祖父が私に願いをこめてくれた名前。
生前、祖父は多くの教えを説いてくれました。
決して裕福ではなかったけれど、とても豊かな人でした。
おじいちゃん。
私は名に恥じぬ生き方をしているでしょうか？
お花を摘んでもうすぐ会いに行きます。

 si j’ai pas de force pour demain
qu’est ce que je fais?
s’il y a une cavite dans mon coeur
qu’est  ce que je fais?
je veux toucher quelqu’un..je veux juste toucher…
si je le peux pas trouver
comment je fais?
je mange aseez,je dors assez….
mais,je cherche encore un solution..
meme si ca va etre demain …
et je suis encore la..jamais bouger.
それでもまだ　愛しているといえるのだろか。

そして　それは　何の為に。

mode for charty の本番がようやく終わりました。
 http://www.modeforcharity.jp/
私はこのイベントのオープニング衣装と会場装飾を担当しておりました。
このお話を頂いた時は「是非！」と言ってしまいました。
ファッションで貢献をすることは私の夢の一つでもあります。
だって、服はさ人の為に生まれてくるものだから。
ちなみにダンサーは
舞踏家　工藤丈輝氏http://www.kudo-taketeru.com/
チェロ奏者　benjamin skepper   http://www.maison-de-contrapuntal.com
初めてご一緒させて頂きました。
感想は多く語らずですが、凄く刺激的でした。
それから、知った事があります。
「世界に5人に一人は一日1ドルで生活してる事」
いかに自分が幸運かを見にしみました。
だからさ、月並みだけどね・・・ちゃんと生きようって思いました。
こんな幸せな国に生まれて、出来ない事なんてきっとないよね。
別に寄付なんて出来なくてもいいじゃない。
目に見える形で援助しなくたって
私たちに出来ること
私が出来ること
きっと　今日という1日を精一杯生きる事
月並みだけど、それは義務なのだと思いました。
ちなみに衣装は・・・というと
ザンビアの生地（チテンゲ）を使って「花」をイメージしました。
花弁を上に上げて　高い　高い　ソラを見上げ
きっと　土の中には　太く　逞しい根
そんな花です。
命をイメージしたら、やっぱり「花」になりました。
私にとっての「命」は「花」なんです。
そして、それはこの世のどんな物よりも
強く逞しくあって欲しかった。
そんな事を祈りつづけた衣装でした。
衣装歴の中でも、個人的に思い入れのある作品になりました。
心から感謝します。
さぁて、明日からまたも舞台ですね。
慌ただしい時期到来です。がんばろうーーー！

 実はずっと悩んでいる事があります。
今年からビジネスを本格的に学ぼうとビジネス本を読みあさっている摩耶です。
出来れば、セミナーにも出向こうと思うのですが
なかなか気に入ったものが見つからず既に春を迎えています。
そんな中、そそられたのが大阪で開催している「英才塾」
定員10名で、現在欠員を募集中トの事。
運よく、先週東京でお会いする機会を頂けました。
勿論、入るのも難しい所ではあるのですが・・・・。
激戦なので（汗
そして、3か月で42万。
いくらなんでも…高すぎないかい？？？
でも、講師陣はスバラいい方々なんですが・・・。
週末に応募するか決めようと思っていて・・
結果。断念しようと思っていたのですが・・・。
なぜならば、、、多分。自分で切り開くことは可能であろうと思ったからです。
ダメ押しのメールを頂戴してしまいました。
「クオリティーが高いので、なんとか本部に問い合わせて定員を確保したい」とのお話でした。
むむむむ。。
有難すぎる。
または、金目当ての策略か。。。。
わからぬ・・・・。
正直に生きようと思っているものの。。
目標は一つと分かっているものの。。。
その道筋が分からないままの私です
金曜日。打ち合わせの後に代官山を歩きまくりました。
16歳の時に出会ったアパレル社長さんの言葉を思い出したからです。
「回り道をしないさい。遠回りをしなさい」
「駅と家を往復するだけの毎日には発見がありません」
「だから、毎日、別の道を通りなさい」
3時間くらい歩いて渋谷駅に到達しました。
何度も迷子になって、住宅街に迷い込み。。。
目指したのは渋谷の高い高いビル。
その方向を目指して歩き続けました。
きっと。こんな感じなんだよね。
高い目標を立てて歩き続ける。
タクシーに乗らなくて良かったよ。
だって、いつだって風を感じられた。肌寒い空気もね。
勿論、知らなかった町並みもね。
地図なんて持ってないけどさ。
ちゃんとビルを見てたから。
多分。こんな感じなんだろうなぁと思いました。
試験…だけでも受けてみようかな。
多分、それだけでも、何かが見えるかもしれない。

呼華の東さまより素敵なお手紙を頂戴しました。
先日、遅れながらもちょっとした贈り物を差し上げたのですが、その御礼のお手紙です。
東さんらしい、素敵なチョイス。
春の到来とともに、暖かい気持ちになりました。
お手紙は書くもの、頂くもの大好きです。
何故かというと時間が止まるからです。
慌ただしく過ごしてしまう摩耶ですが、
お手紙を書く時だけは、その人を思い、時間が止まります。
その時は何だか穏やかな気持ちに包まれて凄い幸せなんです。
頂いたお手紙を読む時間も同じ。
慌ただしく流れていた時間が止まって、穏やかな気持ちにしてくれます。
そんな時間を大切な人達で与えあえるって素敵だなぁと思います。
それにね、メールって返信する事に気を遣わせてしまうから。
「出来るだけ今日中に返信しなきゃー」ってね。
お手紙だと、時間がある時にお返事を書く事が許される気がします。
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気がつけば4月到来。
会社人でない私でも、新鮮な気分になります。
初心を忘れずと良く言いますが・・・
「服を作れれば幸せ」
「目の前の仕事を大切に」
余裕がなく、がむしゃらにやっていた衣装3年間に比べると
今は少し変わったなぁと思います。
利益を追うようになった事
視野を広く持って進む道を探るようになったこと。
良い事なのか、悪い事なのか。。。私にはわかりません。
「服が大好き」っていう純粋さが欠けてしまっているのでしょうか。
事実、「欲」が出てきてる自分に驚きを隠せません。
「欲」は人を成長させるにも必要な事ですが、
私に生まれている「欲」とはクリエイティブな方だけない現状を上手く受け入れられません。
半分、クリエーター。
半分、ビジネスマン。
多分こんな感じなのですね。
なんだか、昨年から始まった、この自身の変化が
益々大きくなってきました。
複雑な心境な4月1日でした。

最近、 「経験」に対して思うことがあります。
20歳の女の子が付き合ってる彼氏に暴力をふるわれていて
真っ先に「離れた方がいいよ！」と言いました。
彼女は40代の彼のことを
「なんだかんだで経験豊富で尊敬してるし。。」と言ってたけど
ついつい本音をズバッと言ってしまいました。
「経験豊富なことは尊敬に値しない！
　経験をちゃんと価値に変えてる人こそが尊敬に値する人なんだよ！」と。
心底、そう思います。
世間では「経験を積め」と良く言いますが。
私が思うに、「経験」は生きていれば積み上げられます。
「継続する努力」それさえやっていれば、必ず「経験」に繋がります。
だけど、1番大切なのは「価値に変える事」
私はそう思って生きています。
決して簡単ではないけれども、大切な事のように思います。
そんな事を心底思うようになった3月末。
決算月で送別会ラッシュ。
お勤め人の方々は大変な時期ですね。
健康で春を迎えられますように。。。
摩耶

 う～ん。やばい。
浮かばない。
このままでは、全てがどん詰まり。。
はぁ、やばいね。
絞り出せーーーです。
現在デザインワークばかりをしてますが（汗
1番早いのは「富永愛　チャリティーファッションショー」です。
まずは、これをクリアにしなくては。
筆が進まぬ、今日この頃。やばし（汗
巷で話題のツィッター（？）でも始めてみたい。
気分転換に。

 今日は、昨年に製作のお手伝いをして下さった学生さんと
お別れのランチに参りました。
これが、プチ別れだと思い願ってしまう摩耶です。
彼女は嬉しい事に、私の衣装を見てご連絡を頂いた方でした。
真面目でガンバリ屋さん。
摩耶の周りのコは皆さんそうなのですが。
卒業後は一度、実家の広島に帰郷して
東京に来るか？就職するか？海外に出る資金をためるか？考える様です。
私がやってきた道のりを少しだけ話してみました（笑）
いづれにしても険しい道のりです。
大切なのは健康であること、ゆるぎない信念。
この2つさえあれば、きっと明日を夢見る事ができるのだと思います。
明日という毎日が自由で在ることは、確実に自己を問われます。
自らが目標をたて、その目標に向かって今日を生き、明日につなげる計画をする。
きっと簡単なことではありません。
私だって、上手にできません（涙）
だからこそ、支えあい、助け合う事を望みます。
彼女はとても心配してたけど、
絶対大丈夫！そう思います。
だって、私の周りの人たちは皆、賢くて心が綺麗だから。
ちゃんと、見抜く能力を持ってるはずなのです。
それから、強い精神力と忍耐力。
それに、何かあったら助けるし。
その分、助けて下さい。
そんな関係が続くことを願った今日この頃です。
感謝感謝の毎日です。

 3連休前。思うことは連なり連なり・・・。
水曜日、染めの橋本先生と歌舞伎を見に参りました。
想像以上に楽しくてびっくりました。
歌舞伎後には二人でのんびりお茶タイム。
多くの事を教えて下さる橋本師匠です。
時間の使い方。私はとても気にします。
「タイム　イズ　マネー」これが私の時間の考え方です。
時間をお金に換えるか、または時間をお金以上の価値に変える過ごし方をするかです。
後者はいわゆる自分への投資というべきでしょうか。
だから、お金以上の価値を与えてくれる気がする方々と時間を共有したいといつも願います。
または、その時間内に何かを得る努力をすること。
そして、そこで得た物はは決してお金では変えない価値があります。
橋本さんはそんな時間を確実に与えて下さる素敵な師匠です。
どちらかというと、お金よりも、形ない価値を求める事にはどん欲な私です。
本当に周りに感謝します。
木曜日。ある方の還暦のお祝いの席に参りました。
本当に感動しました。
やっぱり、本当の意味での財産は「人の心」だなぁと感じました。
そして、この財産は決してお金で買える物ではありません。
だからこそ、価値があり、そこに人生の醍醐味が在るような気がしました。
人生に1度の還暦のお祝いに参加できたことを心より感謝した1日でした。
金曜日。
本日は時間の合間にWWDを読破。
ファッションビジネスニュースを一揆に読み干して、はぁ～とため息です。
「お金以上の価値」といっておきながら、なんですが・・・。
ビジネスの世界では「顧客満足＝売上」です。
そして「売上」は「継続」するにあたり、絶対的に必要なものです。
衣料品の売り上げが減少し、百貨店が潰れ、今やファッション業界は戦後最大の不況です。
こんな状況の中、思うことは
「本物しか生き残れない」
「ラグジュアリーファッション」か「価格破壊のファッション」
この2パターンしかない気がします。
いづれの世界でも「本物」しか生き残れない。
単純に「ユニクロ」はすごい戦略をしています。
低価格なのに高品質。独自の素材開発に有名デザイナーの起用。
880円ジーンズをイオンが出して、今やドンキホーテイが680円ジーンズを出しました。
それでも太刀打ちできないでしょう。
なぜなら、素材、縫製力がないからです。
「ユニクロ」は間違いなく「本物」なのだと思います。
「ラグジュアリーファッション」は今や行き場をなくしている気がします。
それでも生き残る手段は１つだけ。
「本物」である事です。
最高の素材、縫製、パターン。どれをとっても一流で在ること。
消費者の目は鋭くなっています。
結果、この不況において明確になる事は
「本物か本物でないか」
「はぁ～」とため息をついてしまったのは、自分の既成服がそのいづれにも属していない気がしたからです。
けれども、やるしかない。突破口を開くしかないのですね。
あるデザイナーは言っていました。
どんな時も自分を信じ突き進む精神力だと。
本日、バイヤーさんに作品を持っていき、高評価を頂きました。
「最近みた作品の中で、圧倒的に素晴らしいです」と。
大変有難いお言葉でした。
SHOPにおいていただくかは、来週いっぱい一考しようと思います。
ターゲット層や客単価に相違があると思い・・・・悩みます。
若手デザイナーなのに、こだわりだけは一著前な摩耶です。
あーかたい日記。
3連休。落ち着きながら仕事に励みます！